掴むと勝ちやすいと感じるチャンプが誰でもあると思います。特に何かこだわりがある場合、たとえばチーム構成次第ではAshe(アッシュ)の常時スロウが魅力的に感じることが私はあります。その成功体験が強烈だと、「Asheをまたやりたい!」「これを掴めば勝てる!」と思い込むこともあります。勝ちやすいチャンプはpokeに優れるチャンプか回復ができるチャンプだ、と感じたことはありませんか。私の場合はVarus(ヴァルス)やXerath(ゼラス)なんかがそうです。敵を寄せ付けずにpokeだけで勝てた試合はスッキリし、良い印象が残りやすいものです。
それでは統計上勝率の高いチャンプを見てみましょう、LOLKINGから閲覧できるデータによると、tankyで地味なチャンプが少なくありません。
ARAMでの勝率(全サーバ・全MMR、期間:2016/3/16~4/17) |
これは、Koreaを除くサーバで見られる傾向です。Koreaの場合は、上位15チャンプのうちtankが5、adcが5となっており、全サーバ平均の8 tank、2 adcと大きく異なる構成になっております。
ARAMでの勝率(Koreaサーバ・全MMR、期間:2016/3/16~4/17) |
さて、明らかに優位に勝てている上位15チャンプが、実際のゲーム中で勝てている印象があるかといえば、そうではないはずです。たとえば、Galioは使い方を知らないプレイヤーが貧相なultを放ったり、Maokaiがダメージださずに敵の真ん中で溶けていくことをよく目にします。Teemoもステルス看破を持たれてから空気になってしまうこともありますね。
直観通り、勝てるチャンプを使えば、無条件にその通りの確率で勝てるわけではありません。ARAMにおいて勝てるチャンプとは、得意な状況の時に極めて負けにくいチャンプです。そして味方の構成に合わないと強チャンプでも足手まといにすらなりえます。
前置きが長くなりましたが、次の記事から、全サーバ平均で勝率の高い15チャンプが効果的な使える状況/使えない状況について、私の理解していることを書いていきます。
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